9月9日、10日の2日間行われた、陸上競技新人戦東部予選へ、チームトレーナーとして帯同してきました。
私がチームトレーナーとして帯同するのは、今回で3回目となります。
日々の練習からサポートを始めて4ヶ月が経ち、新体制で初めて大きな試合を迎えました。
新人戦のスケジュールは2日間に詰め込まれているため、私も選手も過密スケジュールの中で勝負することとなります。
そのため、一人でも多くサポートができるように考えなければなりません。
予選終了やアップ開始、コール時刻を予測しながら、1秒も無駄にしないように準備をしました。
当日・・・
あいにくの天候の中、朝から続々と選手のコンディショニングが始まりました。
今回はコンディションアップで使える治療器を導入し、1人でも多く、少しでも動けるようにメンテナンスをしました。
本当は全てを自分の手で行いところですが、20人程度を一人で診るには限度があります。
また、様々な手段でより強力なアプローチをかけることも必要だと思い、実は練習から導入していました。
メンテナンスの間には試合を観戦し、動きの確認、そして、しっかり応援をしていました。
時間の都合上全てを応援できませんでしたが、日頃の練習の成果が発揮できている選手の様子が見られました。
時間的に厳しいかと思っていましたが、「ぜひ応援してください」とお願いされていたので、意地でも観に行こうと決めていました。
選手から頼りにされている様で、少し嬉しい気持ちになりました。
1日目から多くの選手がベスト更新や県大会出場を決め、中には優勝を持ち帰る選手もいました。
ハードな1日目でしたが、2日目に向けて良い弾みとなったのではと思います。
2日目・・・
この日も朝からコンディショニングやメンテナンスが続き、気づけば最終種目となっていました。
（写真を撮る暇も無いくらいの過密スケジュールでした）
1日目の疲れが残る中、全員が最後までしっかり戦い抜きました。
あっという間の2日間でしたが、私史上最も過密な2日間だった気がします。
結果として、男子総合優勝
トラック２位
フィールド２位
22年ぶりの総合優勝で幕を閉じました。
本音を言うと、私の予想を大きく上回る成績となりました。
ここから状態を仕上げていけば、東海大会を目指せる選手も出てきそうです。
何より嬉しかったのは、選手達がチーム一丸となって戦う手伝いをができたことです。
4ヶ月間チームに携わった結果が、この新人戦で初めて形となった気がします。
ここに来るまでの4ヶ月はとても長く感じ、手探りしながら毎日を過ごしてきました。
思ったようにアプローチができずに悩み、成果が出なくて悔しい思いをしたことも多くありました。
今回の試合も完璧ではありませんでしたが、今なら間違った方向への取り組みでは無かったと言える気がします。
試合の中で想定外の経験をしたり、伸びしろが見つかった選手もいるため、県新人までに修正しなければなりません。
選手の笑顔が見られるように、そして、上の舞台で勝負ができるように、もう一度気を引き締めたいと思います。
