若葉治療院富士院の鍼治療

血管に「小さな傷」をつけることで、身体は修復しようと働きます。

その時に患部の血流量が増加し、栄養（たんぱく質）や赤血球（酸素）、白血球（免疫）を多く運ぶようになります。

結果として患部だけでなく、周辺の細胞まで活性化し、機能回復が促進されます。

★軸索反射：鍼の刺激により反射的に血管が拡張する仕組み

★フレア現象：軸索反射によって皮膚が赤く充血する現象

肩こりや腰痛で鍼が有効とされる理由として、筋肉のコリや張りが取れるというイメージがあると思います。

コリや張りが無くなるメカニズムは、上記に書いた反射による循環改善にあります。

血流改善や神経の刺激によって反射が起こり、筋肉が緩むとされています。

特に、手で届かない深部の筋肉や、疲労が積み重なって硬くなった筋肉に有効なケースが多いです。

古来から認められている鎮痛作用があり、近年では様々な学説が解明されています。

★ゲートコントロール：脊髄に作用して痛みを抑制

★エンドルフィン：モルヒネ様鎮痛物質の遊離を促進

★末梢神経の遮断：末梢神経の痛みの信号（インパルス）を遮断

★経穴（ツボ）の刺激による痛覚閾値の上昇：神経の興奮を調整

鍼治療の効果は世界的に認められています。

〜有効性が認められている適応疾患（一部抜粋）〜

神経系疾患

神経痛（坐骨神経・三叉神経）・神経麻痺・自律神経失調症・頭痛・めまい・神経症・肩こり

運動器系疾患

関節リウマチ・頚腕症候群・肩関節周囲炎（五十肩）・腰痛症・腱鞘炎（ド・ケルバン病）

頚椎捻挫後遺症（むちうち）・外傷後遺症（骨折・打撲・捻挫）・関節炎

上記以外の疾患でも鍼治療が有効とされる疾患も数多くあります。