11月26日に開催された、第30回ふじかわキウイマラソンに参加しました。
感染症の観点から中止が続いていた地元のレースですが、4年ぶりに参加できました。
レースの度に遠出するのも楽しいですが、地元で走るレースもまた違った楽しみがあります。
会場は見慣れた光景で準備されていましたが、4年前とどこか違うようにも感じました。
ブースが減ったのが違和感の理由でしょうか?
以前より賑やかさが少ない気がしました。
感染症対策等もあると思いますが、もう少し賑やかな雰囲気があっても良かったと思います。
夏頃にケガをしていたので、練習もそこまで積めていませんでした。
勿論、記録を狙える状態では無いため、今回はレースの目標を決めずに走ってきました。
今回の目的は、
- 治療院の宣伝
- レースを楽しく走る
- ランニング事情の把握
この3つに絞って挑みました。
一応50分切りを想定して走った結果・・・
やっぱりレースが始まると、ムキになってしまいました。
しかし今までのレースと違い、ペースアップしても気持ちに余裕がありました。
最初は少し速く入ってしまったと思いましたが、後半になっても気持ちよく走ることができました。
心拍や動きも極端に数値が変わること無く、キツいけど程良くレースを走れた感じがします。
単純にレースを「楽しむ」という点においては、文句無しで終わることができました。
余裕を持ってレースを走った結果、いつもと見えるモノも大きく違いました。
一番は、ランナーそれぞれが目的を持って走っているのが分かったことです。
記録を狙う先頭集団、仲間内で楽しく走る集団、地域の応援に応えながら楽しむ集団など、走る目的は人それぞれです。
それぞれが自分の目的のために、一生懸命に走る様子を、ゆっくり走る中で感じることができました。
私は思いました。
これがランニングの本来あるべき姿なのでは?と。
私は今まで、出るからには記録を狙うことや目標を持って走ることが大半でした。
コンディションが悪くても、天候が悪くても、しっかりレースプランを組み立てて走るようにしていました。
しかし、今回のようにレースプラン無しで走るのも悪くは無いと思いました。
「結果を出すことが楽しい」のも「レース自体が楽しい」のも、どちらも正解であり、人によって違って良いと思います。
それが市民ランナーだからです。
今回はケガ明けのためレース自体を欠場する予定でしたが、出場して良かったと思いました。
現状では記録を狙うことは難しい状態ですが、いつかは再び記録を狙うレースがしたいのが本音です。
それまでは、ランニングを楽しむことを第一に練習を続けたいと思います。
そしてこの取り組みの中で、少しでもランナーが増えたり、ランナーへ影響を与える取り組みができたらとも考えています。
このようにいつもと違う視点で終わった、ふじかわキウイマラソンでした(^_^)