4月28日〜30日の3日間、陸上競技インターハイの地区予選へトレーナー帯同をしてきました。
どのスポーツでもインターハイが始まり、賑やかになってきました。
私がトレーナー活動を始めたのは、丁度コロナが流行し始めた時でした。
様々な大会が中止となり、再開しても選手のみの参加、トレーナーが立ち入ることができない試合がずっと続いていました。
そのため今回の帯同が、実質初めての大勝負です。
1日目・・・
急遽帯同が決まったため、院での業務を終えて速攻会場入り。
予選が終わった選手のリカバリーや、次のラウンドへ進む選手のコンディショニング。
それ以外にも、次の日にレースが控えている選手のリカバリー・コンディショニングもしっかり行います。
レースの振り返りをしながら、メンテナンスの要望や課題点を把握しました。
2日目・・・
この日は朝から帯同し、1日フル稼働でメンテナンスでした。
種目が多く、ラウンドが重なる選手もいたため、休む間もなく1日が終了。
合間を縫って、応援をしながら選手の動きを確認。
現場視察もできるため、収穫できるものも多くありました。
3日目・・・
朝から土砂降りの中スタートでしたが、レースは待ってくれません。
テントで濡れながらコンディショニング。
選手と一緒にビショビショになりながら、3日目もあっという間に終わりました。
3日目ともなると、選手の要望や課題点も見えてきたような気がします。
自分が携わった選手が頑張る姿、見ていて勇気をもらいました。
そして、自身の課題点も多く見つかり、改めて気が引き締められました。
成績としては、県大会に進む選手や自己ベストを更新した選手が数多くいました。
これは、各々が頑張った証、そして、チームとしての勝利です。
そのサポートができた事は、私にとっても良い経験となりました。
学生時代はお互いでのベンチワークでしたが、7年経ち、プロとしてベンチワークに携わることとなりました。
3日間を終えて思うのは、最終的に選手同士でベンチワークができるようになって欲しい点です。
今回は帯同できましたが、毎回私がいるとは限りません。
しっかり報告書を監督へ共有したので、これから変わっていくと良いなと思います。
次のラウンドである県大会にも帯同が決定したため、ここから少しでも選手に変化が起きるように、日頃のサポートにも力を入れたいと思います。