日曜日に、少し変わったお仕事をいただきました。
講習会の依頼をいただき、今回、初めて開催しました。
テーマは「新体操での膝のケガ予防」。
準備は遡ること3週間前から。
11月は駅伝の付き添い、2日がかりの研修参加とあり、なかなか段取りよく準備ができませんでした。
まずはスライドを準備し・・・
要点をまとめたワークシートを作成・・・
プロジェクターが無いため原稿を準備。
今回は小中学生を中心とした、「男子新体操」のチームでの講習開催でした。
大人を対象にしたプレゼンは何度か経験がありましたが、小学生を対象にしたプレゼンは初めてでした。
そのため、原稿や配付資料を分かりやすく作成する点で苦戦しました(-_-)
そして当日・・・
ワークシートを使いながら座学からスタート。
紙で分かりにくいものは、模型や実際の動きで説明。
しっかりワークシートを活用してくれていました。
そして、今回のメインである実技を始めます。
ストレッチのポイントや注意点を説明し、まずはお手本を見せます。
新体操の中でも、普段ストレッチしていなかった部分があったそうです。
股関節から足先までを、運動前のアクティブストレッチと、運動後のスタティックストレッチに分けて万遍なくストレッチしていきました。
今度は、簡単にできるトレーニングです。
ストレッチと同様、ポイントを説明した後、簡単にできるものを中心に紹介しました。
さらに、私も初めて実践しましたが、「アクティブコンディショニング」。
今回、新体操に焦点を当てて講習を計画する中で、筋肉のオンとオフを切り替える方法をいくつか見つけました。
陸上競技でも取り入れられていると思いますが、私の知らない動きが数多くありました。
そのうち、ブログにしてみたいと思います。
一通り説明を終え、最後に質問コーナーを実施しました。
事前に貰っていた質問は一つでしたが、どんどん新しい質問が出てきました。
それ以外にも休憩時間に質問を受けたり、コーチの方からも質問を受けることもありました。
あっという間に3時間が過ぎ、少し物足りないくらいに感じました。
そして、講習会全体の進め方や資料作りでも多くの反省点が見つかりました。
普段は治療院の中やグラウンドなどで、その場でアドバイスやメディカルチェックを行っています。
一つのテーマで幅広く話をすることが無く、今回は構成の準備に一番苦戦しました
実際に準備を始めて見ると、新たな発見をすることがたくさんありました。
私自身、まだまだ一人前にはほど遠く、現状を思い知らされた講習会になった気がします。
そして、少しでも現場で役に立てるようになりたいと強く思いました。
今回、このような講習会の機会をいただけたことに大変感謝しています。