とある高校からお話いただき、
「夏場の栄養補給〜夏バテを防ぐ方法〜」
というテーマで、講習会を行いました。
いくつか現場を見てきましたが、学生、指導者共に、栄養学の話を知らないことが多くある気がします。
夏バテ対策の話をする前に、基礎的な栄養学知ってもらう必要があると感じていました。
そこでまずは、家庭科や保健の授業を掘り下げながら
栄養素の基礎を説明
「水」に絞って詳しい説明
正しい水分補給の方法を説明
最後に夏バテの仕組み・対処法の説明
私は栄養学を説明する際に、「食品の説明だけをしないこと」を心がけています。
多くの人が、必要な栄養素を摂取しようとすると、その栄養素が多い食品だけを取り入れようとします。
それでは目的が曖昧になってしまい、本当に必要な栄養素を補給できるかが怪しいと思います。
ですので、「この栄養素が必要な理由」を話してから、「含まれている食品・正しい摂り方」の話をします。
そうすることで、ただ食事を選ぶのではなく、目的意識を持った食事を選ぶ手助けになると考えています。
どの程度高校生に伝わったかは分かりませんでしたが、いつか役立ってくれると良いなと思っています。
次の日から1日練習が続くようなので、少しでも実践してくれると嬉しく思います(^_^)
講座が終わった後は、最近力を入れているランニングソックスの治験です。
まずは普通の靴下でバランスチェックを行い
シューズを履いてバランスチェック
一般的に、シューズを履くことでバランスに変化が起こることは知られていないようです。
参加している学生全員に、バランスの崩れが見られました。
ソックスを履いてもらい、再びチェックしてみました。
反応を見た感じ、全員に変化があったようです(^^)/
ここから種目別に練習してもらい、どのようなフィードバックがあるのか楽しみです。
(感想は後ほど・・・)
さて、今年に入って2回目の講習会でしたが、未だに手応えが掴めない場面がいくつもあります。
終わった後、学校の先生からアドバイスをいただきました。
「相手の状況に合わせて説明方法を変化させる」
自分では分かっているつもりでも、実践することは難しいのが現状です。
「また機会があったらお願いしたい」との話を頂きました。
今以上の知識を深め、より多くの人のためとなれるように、今後も頑張らなければいけないと感じる講習会でした。