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2月24日(土) 中学校の陸上競技部を対象とした、「10分でできるセルフケア講座」を開催しました。

数々の講習会を開催してきましたが、今回初めて、中学生が対象となりました。

今までの資料を見直して、中学生に対して適切な内容か?分かりやすい内容か?改めて講座内容を組み直しました。

事前に先生から要望を訊き、講座のキーとしたのは、

  1. 自分で継続できるセルフケアの紹介
  2. セルフケアの重要性の認知

この2点だと感じました。

普段の部活動では時間が足りず、指導する先生側も苦労している様です。

中学生に限らず、学生相手にセルフケアの話をしても、しっかり取り組んでくれる子は少ないのが事実です。

そこで、普段関わることが少ない専門家の立場を保ちつつ、学生に寄り添う形で講座を進めました。

 

より内容を理解してもらうために、今回はワークシートを作成しました。

講座の中で特に重要な部分を抜き出し、いつでも見返すことができるように心がけました。

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自己紹介をして私の普段の活動を説明しながら、

 
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トレーナー先の高校を紹介しました。

高校での部活の様子やサポート体制を簡単に紹介して、少しでも高校での競技へ興味を持って欲しいと考えていました。

競技に関わる者として、高校での競技者を増やすことが大切ですが、その中でも、私がいる高校へのスカウトが重要な役割です。

 

メインの講座はセルフケアの基礎知識を話すことから始まり、

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私が使用しているケア道具の紹介や、

 
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安全にセルフケアを実施するための注意点の解説、

 
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そして、私が考える中学生のセルフケア目標を掲げました。

 
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私のトレーナー先でも、同じような目標提示をしています。

高校の目標より少し難易度を下げ、より具体的な内容を提示しました。

今回は高校の選手がお手伝いに来てくれたので、中学と高校での違いを実際に話をすることができました。

 

セルフケアの中でも、今回はストレッチに焦点を当てて実技を計画していました。

始める前にストレッチの種類や目的を事細かく説明しました。

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動的ストレッチ静的ストレッチの違いを特に細かく説明して、実際に活用する方法を示しました。

私がスポーツの現場で思うのは、ストレッチの使い分けができている集団が少ないと言うことです。

同じストレッチでも、方法を変えるだけで、大きく効果が異なります。

ポイントを押さえることで、意外と簡単にストレッチの質は上がるものだと、私は考えています。

 

基礎知識を説明してから、実際にストレッチをやってみます。

今回は「アップ/ダウンで役立つ10分ストレッチ」と題して、全身のストレッチを解説しました。

今回いつもと違うのは、見本となる高校生がいたことです。

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このように、実際にストレッチを見せながら解説することができました。

いつもは一人で喋りながら実技をするため、細かい解説が難しい点が時々あります。

高校生もポイントを心得ているため、非常にスムーズに進めることができました。

 

見本を見せてから実際にストレッチを行い、

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修正が必要な点や細かいポイントは私が実演しました。

 
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細かい修正は先生に手伝っていただきました。

 
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ストレッチ以外にも、ウォーミングアップで使える動きなどを紹介して、少しでも知識を増やします。

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いくらセルフケアができていても、ケガをすることはあります。

最後はケガをしたときの対処法を紹介して、講座は終了となりました。

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本当は部活の様子を見学してから講座の実施予定でしたが、グラウンドが使えずに講座のみとなりました。

結果として細かい部分まで解説できたり、オマケの話をすることができました。

初めて中学生を相手に話をしてきましたが、普段関わっている高校生とは全然要領が違います。

内容を簡潔にしたつもりでも、思ったように内容が伝わっていないことも多くありました。

 

部活動で近年問題視されているのが活動時間

その影響として、クールダウンの時間が取れなかったり、アップが不十分な状態で練習が始まることも多くあるようです。

つまり、今回の講座で紹介したストレッチに関しても、自宅等で取り組んでもらう形となります。

先生の目が届かないところでどこまで継続できるか、それは本人たち次第と言えるでしょう。

 

セルフケアの基本は、簡単な内容を正しい方法で継続することだと考えています。

そして何より大切なのは、目的意識を持って継続することです。

非常に簡単なことだと思いますが、学生にとっては難しい(面倒なこと)かもしれません。

講座をキッカケに良い繋がりができたので、先生と連絡を取りながら、引き続きサポートしたいと思います。

 

現在の少子化問題、陸上競技の人口も以前と比べて少なくなっています。

陸上競技の楽しさや勝負する難しさ、競技を通して成長する楽しみを広げるためにも、今後も私は活動を継続していきます。

 

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