「第1回 PEAK Performance seminar」
に参加してきました。
今回のテーマは「短距離におけるスタートダッシュ」
講師はPEAK support 代表の川端公人さんです。
以前から短距離走の知識を勉強したいと考えていたため、思い切って申し込みをしてみました。
私の今回の目的は3つ。
- 短距離走における技術の観察ポイントを知る
- スプリント動作で起こりやすいケガの予防法を知る
- 長距離選手に活かせるスプリント技術を身に付ける
当日は「フィジカル論」の座学から始まりました。
論文やトレーニング理論に基づき、
- なぜスタートダッシュが重要なのか?
- スタートダッシュに関係する要素とは?
- 有効なトレーニング方法とは?
走技術に繋がる知識を深めることができました。
「走技術論」では、フィジカル論に基づき、
- 短距離における正しい姿勢
- スプリントにおける脚の動かし方
実技で意識するポイントを、プロ選手のスプリント動画や図を使用して解説していただきました。
座学を踏まえて実技へ・・・
まずは筋肉にしっかり刺激を入れて、
座学で説明があったポイントを押さえながら、段階的にスタートの形へ近づけていきます。
途中で川端さんから実践形式の見本を見せていただき、正しい方法で動きづくりができました。
道具を使用した動きづくりでは目的を明確に説明していただき、
自身の練習だけでなく、クライアントへ指導する際の注意点なども押さえることもできました。
講座の締めにスタブロを使って実践しましたが、久しぶりのブロック操作でも上手く走れた感覚がありました。
座学で説明があったポイントが、形になったような気がします。
10秒台スプリンターを初めて間近で見ましたが、動きに無駄がないのがよく分かります。
3時間の講座が終了して、私の目的である3つの答えが分かったような気がします。
勿論、100%理解して実践するには時間が必要です。
その中で私なりに落とし込み、より実践で活かす方法を考えなければなりません。
小さな一歩ですが、私一人ではキッカケを掴むことは難しかったのが事実です。
なぜPEAK Performance seminarを選んだのか?
講師の川端さんと私は、実のところ講座まで面識はありませんでした。
ある日、私が競技場へ練習へ行くと、パーソナルトレーニングをしている川端さんがいました。
横目でトレーニングの様子を見ていましたが、指導内容が細かく、理論的な話だったのを覚えていました。
講師 川端公人さんの経歴
(PEAK support ホームページより)
納得の経歴をお持ちの方でした。
本物の「理論派スプリンター」と言えるでしょう。
スプリントに対して深い理解があり、自身で実践することも可能な方です。
川端さんの形式が、私が理想とするパーソナルトレーナーの形です。
そこで実際に話を訊いてみたいと思い、今回、このセミナーを選びました。
私が取り組みを始めたPLUSbodyや、高校での外部トレーナー、勿論普段の施術でも、理論的な考え方が必要だと考えています。
そして、実際に技術や形として示し出すことがプロとして必須となります。
今回のセミナーに参加して、治療家、トレーナー、そしてランナーとして、少し進歩できた気がしました。
次のセミナーにも参加したいと思いますし、私自身もパーソナルトレーニングを受けてみようかと思います。
その前に、今回の内容を復習してみます。